現在、農業就業者の減少、高齢化により農業の自動化、ICT(Information and Communication Technology)化が推進されています。
その要求に応えるため、トタクターメーカーでは自動運転トラクターが開発されています。
その自動運転を支えているのが、センチメートルレベルでの高精度測位を実現するRTK(Real Time Kinematic)方式のGNSS(Global Navigation Satellite System)測位です。
RTK方式は一般的なGNSS測位と異なり、あらかじめ設置された電子基準点を使用します。固定された電子基準点からの位置補正情報をトラクターが受け取ることにより、トラクターが単独でGNSS衛星からの位置情報を受け取るより、はるかに高精度の位置情報が得られます。
waveCSRの無線機はこの位置補正情報を伝送するために使用されています。
トラクター自動運転システムの詳細な内容に関しては、
サンライズテクノ株式会社へお問い合わせ下さい。
[北海道 岩見沢市] (2018年3月より導入開始)
ここでは全国で初めてRTK-GPSの業務用無線基地局の専用周波数が免許されました。
この専用波によりトラクターなどの安定した運用が可能になり、岩見沢地域の農業のICT化が推進されると期待されています。
[デジタル業務無線データ通信用送信機 U7000UJF]
業務用無線352MHz帯10チャンネル
送信出力:5W/2W/1W
無線モデム伝送速度:4800bps
電源:DC10V〜16.5V
[デジタル業務無線データ通信用受信機 A7000UJF]
U70000UJFの専用受信機
業務用無線352MHz帯10チャンネル
電源:DC7.4V(専用リチウムイオン充電池)